リンパ浮腫ネットワーク
お知らせ
  2017/11/18開催 第2回リンパ浮腫セミナー開催のお知らせ(※終了しました。
          ※第3回の予定が決まり次第お知らせいたします。

乳がん術後リンパ浮腫(上肢リンパ浮腫)とは
 乳がんの手術や治療で、リンパの流れが阻害され、リンパ液が正常に流れないために起こるむくみのことです。
 リンパ浮腫は、乳がんの治療を受けた全ての患者さんか発症するわけではありません。乳がんの悪性腫瘍摘出術と共に腋窩リンパ節郭清を施行した患者様に発症する事があります。また、抗癌剤治療の種類や放射線治療によっても発症する事があります。また、一度発症し重症化すると治りにくいという特徴があります。(ケアを行っても完治は難しく思うような結果が得られないこともあります) 軽いむくみであれば、自己管理をしなから普段の生活を送ることができますが、重症化すると、蜂窩織炎(リンパ管炎)という発熱を伴う強い炎症を起こすリスクが高くなり、生活に支障を来すことがあります。発症後は早い時期から治療を始め、悪化を防くことが重要てす。

国際リンパ学会による病期分類
 0期:リンパの流れに障害があるが、浮腫が明らかではなく無症状の状態。
 1期:むくみは挙上により軽減する。圧痕を生じる。
 2期:挙上だけで改善することはほとんどない。圧痕が明らかである。
 3期:組織が硬くなり圧痕は生じない。
    肥厚、象皮症、脂肪沈着など皮膚変化を認める。
  
保険分類 軽 症 重 症
病気分類 0期 1期 2期 2期後期 3期
浮腫の程度 症状がほとんどない浮腫 押すと痕の付く柔い浮腫 長く押すと痕の付く程度の浮腫 押しても痕の付きにくい浮腫 皮膚変化伴う浮腫
リンパ浮腫の治療
 通常は、リンパ浮腫セラピストによるセラピストリンパ浮腫ケアと自分で行うセルフケアで治療を施行していきます。ケアの内容は、弾性着衣又は弾性包帯による圧迫、圧迫下の運動、用手的リンパドレナージ、患肢のスキンケア、体重管理等のセルフケア指導等を適切に組み合わせたケア(複合的治療)を行っていきます。症状が改善されない場合は、超低侵襲手術も組み合わせて治療を行う場合があります。

リンパ浮腫に関わる保険適応やケア施行体制について
 リンパ浮腫ケアに関わる保険点数は、リンパ浮腫複合的治療料(重症の場合200点:重症診断後2ヶ月で11回まで-その後月1回まで、以外の場合100点:6ヶ月1回まで)などの加算があります。しかしながら、施設基準の問題や回数制限などで確実な治療が行えない場合は、保険適応外(自費診療)にてケア治療を行っている施設もあります。また、リンパ浮腫のケア治療は、ケアを行うセラピスト不足から、曜日や日時に制限があったり、他施設からの受け入れが困難な施設もあります。保険適応や受け入れ体制についても治療を行っている施設へのご確認をお願い致します。

宮崎県内のリンパ浮腫治療施設
 ※現在、確認中




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